材料重量計算ツール

丸棒と板材の重量を、寸法と比重から出します。 材料単価を入れれば材料費まで出るので、そのまま製造原価計算に渡せます。

形状
材質
材料単価(任意)

入れると材料費が出ます。空欄でも重量は計算できます。

定尺から何個取れるか(任意)

長さ L は買う寸法(つかみ代を含む)で入れてください。 1個ごとに「長さ L + 切代」を使って数えます。 切断して1個ずつつかむ前提です。バーフィーダで送るなら、1本ごとに出る残材(つかみ残り)を定尺から引いて入れてください。
定尺を入れると、端材の分まで乗せた材料費を製造原価計算へ渡します。 → 端材を原価に乗せるか

1個の重量
1.541 kg
体積196,350 mm³
1個の重量1.541 kg
合計重量(10個)15.413 kg

材料単価を入れると、材料費まで出ます。

計算式

重量(kg) = 体積(mm³) × 比重 ÷ 1,000,000

丸棒の体積   = π × (D ÷ 2)² × L
板材の体積   = W × t × L
六角棒の体積 = (√3 ÷ 2) × s² × L       s = 二面幅
パイプの体積 = π ÷ 4 × (D² − d²) × L   D = 外径、d = 内径

材料費 = 重量(kg) × 材料単価(円/kg)

入力項目の説明

項目何を入れるか
形状丸棒(円柱)・板材(直方体)・六角棒・パイプ
二面幅 s六角棒の、向かい合う平らな面どうしの距離(スパナのサイズと同じ測り方)
直径 D/幅 W・厚さ t材料として買う寸法。仕上がり寸法ではありません
長さ L同じく材料の長さ。切代・つかみ代を含めた寸法
個数作る数。合計重量と合計材料費に効きます
材質選ぶと比重が自動で入ります。リストに無ければ直接入力できます
材料単価円/kg。空欄なら重量だけ出ます

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金属の比重表と、規定しているJIS

ツールの材質選択に入っている値です。そのまま「比重」の欄に入れても同じ結果になります。

同じ材質でも、棒と板では規格が違います。 ミルシートに載るのは、実際に納入された形状の規格です。

鉄鋼

材質比重g/cm³棒(JIS)板(JIS)
SS400(一般構造用圧延鋼) 7.85 JIS G 3101 JIS G 3101
S45C(機械構造用炭素鋼) 7.85 JIS G 4051 JIS G 4051
SCM435 / SCM440(クロモリ鋼) 7.85 JIS G 4053 JIS G 4053
⚠ 鋼管は含まない

ステンレス

材質比重g/cm³棒(JIS)板(JIS)
SUS303 7.93 JIS G 4303 —
⚠ 板の規格には収載がない
SUS304 7.93 JIS G 4303 JIS G 4304(熱延)/ JIS G 4305(冷延)
SUS316 7.98 JIS G 4303 JIS G 4304(熱延)/ JIS G 4305(冷延)
SUS430 7.7 JIS G 4303 JIS G 4304(熱延)/ JIS G 4305(冷延)

アルミ合金

材質比重g/cm³棒(JIS)板(JIS)
A1100 2.71 JIS H 4040 JIS H 4000
A2017(ジュラルミン) 2.79 JIS H 4040 JIS H 4000
A5052 2.68 JIS H 4040 JIS H 4000
A6061 2.7 JIS H 4040 JIS H 4000
A7075(超々ジュラルミン) 2.8 JIS H 4040 JIS H 4000

銅合金

材質比重g/cm³棒(JIS)板(JIS)
C1100(タフピッチ銅) 8.89 JIS H 3250 JIS H 3100
C2600(黄銅1種) 8.53 JIS H 3250 JIS H 3100
C3604(快削黄銅) 8.5 JIS H 3250 —

チタン

材質比重g/cm³棒(JIS)板(JIS)
純チタン2種(TB340) 4.51 JIS H 4650 JIS H 4600(TP340)
Ti-6Al-4V(64チタン) 4.43 JIS H 4650 JIS H 4600

規格番号は日本規格協会の 商品ページで1件ずつ確かめたものです。 年号は付けていません。 JISは最新版が効力を持つため、発効年の記載は必ずしも必要ないとされています (日本産業標準調査会)。

⚠ 規格の中身は載せていません。 規格番号と名称の記載に許諾は要りませんが、 内容の引用・転載には著作権者の許諾が必要です。 規定値そのものは、JISの無償閲覧 (利用者登録が必要)などでご確認ください。

出典: 山進産業「ステンレス等の基本質量(比重・密度)」 ほか。2つの出典で照合が取れた値だけを載せています。 成分によって多少変動するため、出典側も参考値としています。

鋳鉄・工具鋼・りん青銅などは、出典間で値が一致しなかったため載せていません。 リストに無い材質は「比重を直接入力」で計算できます。

使うときの注意

材料寸法で計算する

図面の仕上がり寸法で計算すると、材料費が足りません。 丸棒なら削り代とつかみ代、板材なら切代と取り代の分が要ります。

φ48に仕上げる部品でも、材料はφ50を買うことが多いはずです。 買う寸法で入れてください。

定尺で買う場合は、端材の分が乗る

材料は定尺(2mや4m)で買うことが多く、そこから必要な長さを切り出します。 上の「定尺から何個取れるか」を開くと、1本から取れる個数と、端材の分まで乗せた材料費が出ます。 開かなければ、端材の分は入りません。

余りをどう扱うかは会社によります。端材を他の仕事に回せるなら1本を取れる数で割り、 捨てるなら買った本数ぶんをその仕事の個数で割ります。畳みの中には両方を並べて出します (製造原価計算へ渡すのは、回す場合の値です)。

形材を扱っていない理由

パイプは、重量は出せても「重量 × 単価」で材料費が決まらないことが多い材料です。 1本いくら・1mいくらで売られていることが多く、定尺で買う、切り売りに最低数量がある、といった事情も絡みます。 パイプの材料費は参考として見て、見積もりには仕入れ値を使ってください。

アングル・チャンネルなどの形材は扱っていません。

※ 比重は参考値です。成分や熱処理によって変動します。 正確な重量が必要な場合は、材料メーカーのミルシートや規格をご確認ください。

マスタ

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