見積もり・原価
金属加工の見積もりと原価計算。機械チャージ・段取り費・工具費・検査費の考え方と、ロット数で単価が変わる理由をまとめています。
刃先交換の3分は、どこに入れるか|工具費と同じで、寿命で割る工具費は寿命で割るのに、交換にかかった時間は割り忘れます。そのまま加工時間に入れると、寿命の個数ぶんだけずれます。段取りの工具セット・ATC・寿命交換の3つを切り分けて、どこに乗るかを整理します。カテゴリ 見積もり・原価
検査費はいくら乗るのか|全数と抜取りで1個368円変わる検査費は「検査個数 × 検査時間 × 検査チャージ」で出ます。同じ部品で全数・抜取り・初品のみを並べると、1個あたり12円から412円まで動きました。測定機のチャージを入れ忘れると、100個で15,450円安く出ます。カテゴリ 見積もり・原価
加工時間は計算で出るのか|制御装置の推定が1割短い理由1回の切削の時間は工具メーカーが無料で出してくれます。問題はその先です。1個ぶんの加工時間は制御装置でも推定できますが、加減速と工具交換が入らないぶん実際より短く出ます。その1割が金額でいくらになるかまで計算しました。カテゴリ 見積もり・原価
人件費は1時間いくら?|月給を時間で割ると4割足りない見積もりに使う人件費の時間単価の出し方です。月給を労働時間で割るだけでは足りません。賞与・法定福利費・その他を入れると4割変わります。機械チャージには稼働率を掛けるのに、人件費には掛けてはいけない理由も。カテゴリ 見積もり・原価
材料費の出し方|切代・つかみ代・端材をどう扱うか材料費は重量×キロ単価で出ますが、図面の仕上がり寸法で計算すると足りません。切代・つかみ代・端材をどう扱うかで金額が変わります。同じ部品で寸法の取り方を変えて、いくら違うかを数字で示します。カテゴリ 見積もり・原価
機械チャージの計算方法|何を含めて、何を含めないか機械チャージは年間固定費を年間実稼働時間で割って出します。式は単純ですが、迷うのは中身の方です。工具費・電力・人件費を含めるかどうかで数字が変わります。稼働率で答えがどう動くかも数字で示します。カテゴリ 見積もり・原価
加工の見積もりの出し方|3つの箱に分けて考える金属加工の見積もりを、材料費・加工費・段取り費・検査費・外注費に分けて出す手順です。個数で増えるもの、ロットに1回のもの、外に出すものの3つに仕分ければ、あとは足すだけになります。実際の部品で最後まで計算します。カテゴリ 見積もり・原価
見積もりで赤字になりやすい5つの抜け加工の見積もりが赤字になるのは、安く出したからとは限りません。段取り費・検査費・不良の見込み・プログラム作成・治具。抜けやすい5つを、同じ部品で「抜けたまま」と「全部入れた」の金額を並べて確かめます。カテゴリ 見積もり・原価
段取り時間は原価にどう入れる?|機械チャージを乗せるかどうか段取り中に機械チャージを乗せるかどうかは、意見が分かれています。分かれる理由は「機械チャージに何を入れたか」にあります。固定費と変動費を分ければ、両方の言い分が同時に成り立ちます。数字で確かめます。カテゴリ 見積もり・原価
小ロットで単価が高くなる理由|段取り費の按分を数字で見る小ロットの単価が高くなるのは、ロットに1回だけかかる費用を少ない個数で割るためです。同じ部品で数量だけ変えて、1個から1,000個まで金額を並べました。段取り費・プログラム作成・治具がどう効くかを数字で示します。カテゴリ 見積もり・原価
機械チャージの相場はいくら?他社の数字が見えない理由機械チャージの相場を公開情報から整理し、なぜ数字に幅があるのかを解説します。他社のチャージは構造的に見えないため、見積もり金額の差はチャージの差とは限りません。自社で出す方法まで。カテゴリ 見積もり・原価