計算ツール
金属加工の現場と見積もりで使う計算ツールです。登録なしで、すべて使えます。
原価・見積
- かんたん見積もり計算材料費・時間チャージ・加工時間・段取り時間・数量・利益率の6つだけで、1個単価とロット合計を出します。積み上げる前の概算に。詳しく出したくなったら製造原価計算へそのまま渡せます。
- 製造原価計算材料費・機械チャージ・段取り・工具費から、1個あたりの原価を工程ごとに出します。ロット数による単価の変化も並べて確認できます。
解説記事 11本
- 提示額計算製造原価に運賃・販管費・利益を乗せて、客先への提示額を出します。「原価に乗せる」と「売上に対する率」の2方式に対応。あと何%引けるかも出ます。
- 機械チャージ計算減価償却・家賃・保険料といった年間固定費と、実稼働時間から、機械の時間単価を出します。製造原価計算にそのまま渡せます。
- 人件費(マンチャージ)計算作業者1人あたりの人件費を、時間単価(円/時)で出します。法定福利費を含めて計算するので、見積もりで乗せそこねる分がなくなります。
解説記事 1本
- 材料重量計算丸棒と板材の重量を、寸法と比重から出します。材料単価を入れれば材料費まで出るので、そのまま製造原価計算に渡せます。金属18種の比重表つき。
- 切削時間計算端面・荒削り・仕上げ・溝入れ・穴あけ・フライスを1行ずつ足して、1個ぶんの切削時間を出します。取り代と切込みからパス数も計算します。出した時間は製造原価計算にそのまま渡せます。
解説記事 1本
技術計算
- 切削条件計算切削速度と送りから、主軸回転数と送り速度を出します。旋盤とフライスの両方に対応。回転数から切削速度を、送り速度から1回転あたり送りを逆算することもできます。
- 理論粗さ計算旋削の面粗度(Ra・Rz)を、送りと刃先Rから出します。「Ra1.6を狙うなら送りはいくつか」の逆算もできます。送りは2乗、刃先Rは1乗で効きます。
- 工具のたわみ計算エンドミルやボーリングバーのたわみを、突き出し量と工具径から出します。突き出しは3乗、径は4乗で効きます。超硬と鋼のバーの比較もできます。
- テーパー計算円錐台の小径・大径・長さ・角度のうち3つを入れると、残りの1つが出ます。両角・片角・テーパー分母の3方式に対応しています。
解説記事 1本
- PCD座標計算PCD(ピッチ円の直径)の上に並ぶ穴のX・Y座標を出します。全周の等配のほか、円弧の上の等ピッチや、角度を1つずつ入れる形にも対応。図で並びを確かめてからコピーできます。
- ドリル先端長計算ドリル径と先端角から先端長を出し、ドリルを進める深さ(Z)まで出します。貫通は板厚+先端長+抜け代、止まり穴は図面の深さ+先端長。止まり穴の深さが円すいを含まないこと(JIS)も踏まえています。
- カスプハイト計算ボールエンドミルのピックフィードと、削り残しの山の高さ(カスプハイト)を相互に計算します。欲しい面の細かさからピックフィードを出し、削る幅からパス数まで出せます。
登録すると、前回の機械チャージや材料のキロ単価を、 入力欄のとなりから呼び出せます。前の見積を開いて、数字だけ差し替えることもできます。 登録しなくても、計算はすべて使えます。
なぜ原価の計算ツールを作っているか
切削速度や加工時間を出すツールは、工具メーカーが無料で提供しています。 ところが「その加工時間 × いくらか」を出す道具が、ほとんどありません。
調べた範囲では、受注側の町工場が自社の原価を計算できる無料のツールは ほぼ見当たりませんでした。有料のものは十数万円から、 生産管理システムになると数百万円という価格帯です。 気軽に試せる入口がない、というのが今の状態だと思います。
ここに置いているのは、その入口として使えるものです。 出るのは社内のコストで、客への提示価格ではありません。 販管費や利益は、ご自身で乗せてください。
これから作るもの
- 切りくず排出量計算 — 単位時間あたりの除去量を出して、加工能率を比べます。